OCO注文とは、2つの注文を出して、どちらか片方が成立したら、片方をキャンセルするという注文方法です。
「レートが高くなったらこの金額で利益確定、逆に下がったならこの金額で損切したい」といった注文が可能となります。
1ドル100円で保有していたとします。
105円になったら利益確定、95円になったら損切したいと考えOCO注文をします。
105円になった時点で利益確定され、95円の売り注文はキャンセルされます。
逆に下がった場合、95円になったら損切され、105円の売り注文はキャンセルされます。
このようにCOC注文を設定すると、利益確定、損切など機械的に行うことが出来ます。
次に利益確定のパターンです。
1ドル100円で購入、現在の価格が110円になっていたとします。
人間は欲望に満ちてますので、まだまだ上がるかもしれないと考えがちです。
ただ、これがピークで下がるかもしれないという不安もあります。
そういった場合は、「120円と105円になったら売り」というOCO注文を出します。
120円で売れればプラスが多くなりますし、105円で売ったとしてもプラスになります。
このように、利益確定や損切など様々な用途で使えるのが、OCO注文となります。