IFD注文とは、新規注文・決済注文を同時に注文できることをいいます。
一度に2つの注文を設定し、1つ目の注文が約定したら、2つ目の注文が発動されます。
イフダン注文と言います。

例えば、順張りの場合
1ドル100円だったとします。
110円までいけばもっと上昇すると予想します。
その場合、110円で買い、120円で売りのIFD注文をします。
IFD注文の順張り
1つ目の注文の1ドル110円になったら購入します。
そして2つ目の注文の1ドル120円になったら自動で売却してくれるのです。

逆に逆張りの場合、
1ドル100円だったとします。
1ドル95円まで下がったら購入して利益が出たところで売却したいとします。

1つ目の注文の1ドル95円になった時点で購入します。
そして2つ目の注文の98円まで上昇したら売却して利益確定してくれます。

他にもリスク管理にも活用できます。
1ドル100円だったとします。
95円になったら購入して、90円になったら売却のIFD注文をします。
IFDの逆張り
もし95円以上になって利益が出れば、IFD注文をキャンセルします。
90円以下になったら、売却されるので、それ以上の損失を出すことはありません。

このように利益確定の時も、リスク管理の時も両方使えるのがIFD注文となります。