スワップとは2国間の金利差です。
通貨によって金利が異なるので、取引する通貨ペアによってスワップ金額は異なります。
日本円を基軸として高金利で有名な豪ドルと、取引高が多い米ドルで比べてみます。
豪ドルの場合
「1豪ドル80円×1万通貨」を購入したとしましょう。
豪ドル金利が2% - 日本金利0% = 2%
80円×1万通貨×2%=16,000円(年額)
16,000÷365日=43円(日額)
米ドルの場合
「米ドル110円×1万通貨」を購入したとしましょう。
米ドル金利が0.5% - 日本金利0% = 0.5%
110円×1万通貨×0.5%=5,500(年額)
5500÷365日=15円(日額)
このように、豪ドルと米ドルを比べると日額28円、年額10,220円の差額が生まれます。
しかも米ドルの方が投資金額が大いのにです。
塵も積もれば山となる
日額にすると小さく見えるかもしれませんが、年、さらにはレバレッジを掛けることでその差が大きくなっていきます。
スワップ投資をする場合は、どの通貨に投資するのかが重要となります。