初めて投資に興味を持ったのが高校生でした。
新聞に株価が載っていたのを見つけ、株式投資というものを知りました。
当時はネット証券も無く、ただただ新聞の株価を見るだけ。
なぜか「良品計画」の株価を追っかけていたと記憶しています。
その良品計画の株価は見始めてから徐々に上がっていく。
「もし買っていたら儲けてたんだろうな」と想像を膨らましていました。
そんな高校を卒業して大学生へ。
ネットが発展し、ネット証券が誕生。
一気に株式投資が身近なものになりました。
本屋へ行けば株式投資の本ばかり。
テレビも株式投資の特集をしていました。
大流行していたこともあり、その波に乗り株式投資を始めます。
投資資金はバイトで稼いだお金で。
資金は非常に少なかったですが、当時の自分には精一杯の金額を出しました。
当時はジャスダックなど新興株の真っ盛り。
100円以下の株式銘柄がゴロゴロあり、少ない投資でも銘柄選びに不便はしませんでした。
いまではありえないですが1円株なんてものあり、2円で売って倍になったってこともありました。
とはいっても投資って資金が多ければ多いほど有利です。
また損切をすることができなく、思ったより稼ぐことができませんでした。
株式投資から距離を置いていた頃。
BRICsというのが流行り始めました。
大学を卒業して社会人になり始めの頃だったと思います。
ブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字をとったBRICs
「これからの成長著しい新興国へ株式投資すれば儲かる」
といったうたい文句でした。
直接の海外投資は手続きなど煩雑だったため、ここで投資信託に手を出します。
投資信託なら、通常の証券会社の口座を持っていれば購入することができたのです。
当時はこのBRICs関連の投資信託が人気すぎて販売中止になったほどでした。
世界中の資金がこのBRICsに投資されたと思います。
新興国だしプロに任せれば絶対に儲けられる。
と思っていました。
ただそんなに甘い世界ではありませんでした。
結局は手数料が非常に高く、トータルでは損失。
1年か2年くらい粘りましたが、プラスになることなく損切しました。
投資のカテゴリーで唯一損失で終わっているのが投資信託ですが、リベンジする気は今のところありません。
次に流行ったのはFXです。
そんなFXの投資自分物語は次の機会に。