ポンド
英国が6月に総選挙を実施するようです。
この発表を受けてロンドン外国為替市場でポンドが乱高下しています。

総選挙の背景はEUの離脱です。
昨年の6月の国民投票でEU離脱が決まりましたが、イギリス内が分裂しています。

与党内でも離脱に反対がいて、足並みが揃わないようです。
しかもメイ首相は前首相のキャメロン元首相が突然の辞任から就任した首相
就任から選挙を行っていないので、国民の承認が得られていないという批判もあるそうです。

そこで総選挙を行い、国民の信任を得てユーロ離脱へ一気に進めようということです。
現在の日本と一緒で、英国の野党も支持率が低い。
この時期が一番と判断したのでしょう。

こういった時の為替。
大きく動きます。
イギリスのポンドに関わらず、ユーロも動きます。

いまポジションを持っているのであれば、自分だったら手仕舞いします。

アメリカの大統領選挙でもそうでした。
事前の予想なんてあてになりません。

今回もそう。
現在は与党有利となっていますが、本当にそうらるかはやってみないと分からないのです。
大きく儲けられる可能性がありますが、大きな損失になる可能性もあります。
そんな投資は、自分だったらしません。

またヨーロッパでは、フランスが5月に大統領選挙
ドイツでは9月に総選挙があります。

現在自分はポジションを持っていません。
が、もし持っていたら今のうちに手仕舞いすると思います。

さて、5月、6月、9月のユーロが楽しみです。
ポジションを持っていない分、為替がどう動くか気軽に楽しみたいと思います。