今年に入って、日韓関係の記事を見る機会が多くなりました。
韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置された問題を巡り、日本と韓国がやりあってます。
この慰安婦像問題に関して自分も思うことはありますが、それはそれで置いといて。
それに対する日本の対抗措置の方が気になりました。

1.嶺駐韓国大使と森本在釜山総領事の一時帰国
2.日韓通貨スワップをめぐる協議の中断
3.ハイレベル経済協議の延期

主にこの3点ですが、気になるのは「2.日韓通貨スワップをめぐる協議の中断」です。
このスワップという言葉。
FXでもあります。

ではFXのスワップとはどのように違うのでしょうか
調べてみました。

通貨スワップとは、異なる通貨間による通貨安定のための取引となります。
各国の中央銀行間で結ばれ、通貨危機など起こった場合に、定められたレートで国際通貨を融通し合います。

韓国は定期的に通貨危機が起こっています。
もし韓国ウォンが通貨危機がおこったら、日本が韓国に国際通貨(ドル)を融資します。
逆に日本円が通貨危機があった場合は、韓国が日本に国際通貨(ドル)を融資します。

実際には日本円に通貨危機の可能性はほぼ0に近いです。
ではなぜこのメリットが無いような協定を結んでいたのかというと。

日本は韓国のサムスンなどに部品を供給しています。
日本に部品がないと組み立てられないと言われるほどです。
韓国が通貨危機が起きることによって、韓国に輸出しているそれら日本の企業も危機になる可能性があるからです。

それに比べ、FXの方は、2国間の金利差のことをスワップとかスワップポイント、スワップ金利などと言います。
日韓通貨スワップ協定とFXCスワップは全くの別物となります。

同じ言葉でも違った意味があります。
自分も調べてみて、スワップとは交換という意味だということを知りました。
分かったつもりで使っている言葉も、深堀すると意外な発見があるものです。

日本と韓国の関係はこの後どうなるか先が見えませんが、、
FXの豪ドルのスワップは毎日受け取れることは確実です。